(本店)09:00 - 17:00(花崎店)09:30 - 17:30
(本店)月曜定休(花崎店)木曜定休
2017年07月25日
仲介現場の舞台裏

正直不動産の永瀬君進撃中!


隔週間発行の漫画雑誌ビッグコミックに連載中の「正直不動産」本日発売号で連載第4話ですが、業界からの圧力を受けそうな内容なのに快調進撃中で要注目のコミックです

不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇コミック


登坂不動産のエース営業、永瀬財地は、嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNo.1を叩き出す凄腕だったが、ある収益物件の建築工事請負契約で地鎮祭の準備の折に、敷地内に小さな祠を見つけ無理矢理撤去してしまったところ、何かの見えない力に支配され、嘘がつけなくなってしまった。という物語の設定です。

嘘が言えなくなってからというもの、2棟目の賃貸マンションを計画していたオーナーに今回の事業計画に何かリスクはあるのだろうか、と聞かれ、思わず「どんな事業にもリスクは無いなんてあり得ないでしょ。」と答えてしまって、計画取りやめになったり、賃貸マンションを借りようとしていた女性のお客さんを接客している後輩の商談の席にいやいや立ち会いながら、「こんな問題のオーナーが募集しているマンションを契約しようとしている奴の気が知れないね。」と言い出したり、正直なことしか言えなくなった見返りで{営業成績が低迷開始}{課長への昇進も見送り}と散々な状況に陥ってしまった永瀬君。思わずニンマリしてしまう「業界の常識=世間の非常識」の構図を見せてくれます。

第4話は業界特有の「囲い込み」手法について


永瀬君が売却依頼のお客様に依頼主の利益を考えた「一般媒介契約」を提案しているのを見た後輩の桐山君はわざと永瀬君に電話を入れて席を外させて、その間に口八丁で依頼者に「専任媒介契約」を了解させてしまう。この裏にある桐山君の思惑をコミックではわかりやすく解説しています。そして専任媒介契約を締結した後、依頼者にもたらされた結果とは…。

媒介契約の種類、両手手数料、利益相反による取引調整の結果は囲い込み、景品表示法違反、宅建業法違反、手数料率の上限等々専門用語も良く出てきますが、これら専門用語を如何にわかりやすくお客さんに伝えているかどうか、この点の評価が正直不動産か不正直不動産かの分かれ目でしょうね。

物語は後輩に取られたお客様夫妻から永瀬君にお礼の手紙と九谷焼の湯飲み茶碗が送られてきて、その手紙を読んだ永瀬君は辞めようとしていた気持ちを一時保留することになりました。だが、正直を業界が第5話以降で許すのだろうか、という感じで、永瀬君依然進撃予定です。

もし、機会がございましたら、お読みください。そして、正直不動産の永瀬君がこんな事を言っていましたけれど、と質問されるのも楽しみです。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
arrow_upward