(本店)09:00 - 17:00(花崎店)09:30 - 17:30
(本店)月曜定休(花崎店)木曜定休
2017年07月25日
オーナー様用役立ち情報

マイホームは今後「負」の遺産となりつつある


オーナー様にとって実物資産としての不動産と、投資対象としての不動産の違いについて、どうお考えでしょうか?一番身近な実物資産といえばマイホームなのですが、

現在、マイホームは「正しい」資産なのか?


首都圏から離れた地方都市に住んでいる者の感覚としての意見ですが、「現在、マイホームは余程の一等地で無い限り、負の遺産となりつつある。」と思います。かっての日本は高度経済成長期に物価も資産価値も全て上向きに上がっていき、誰もが「マイホームは正しい資産だ」と信じていました。生活に使うモノの種類が増え続け、家に入れる「モノ」が増えていき、家族も増えていったのですから、「自分の家を持つようになって一人前と認められる」感覚も正しかったでしょう。

それが今では、特に遺産相続の際に相続人にとって重い負担となる事例が多くなっているように思われます。遺産の査定額が現状の市場価格で算出されないからです。マイホームという不動産は買った瞬間から値段が下がり、建物の品質も劣化していきます。世間では、持ち家派と賃貸派の議論が時々話題になりますが、親子ともども住む場所は一生変えないという条件が整わないのなら、賃貸を推します。何故かと言うと、マイホームを買うためのお金を使って投資を行い、それで自分の住まいの家賃が払える「入ってくるお金(Cash-in)」があれば良いのですから。賃貸ならば、いつでも、職場や生活環境次第で「新築物件」に住み替えられるし、場所も自由に移動可能です。マイホームはあるだけで、保有しているだけで、そこから動きにくく、仕事や行動範囲が狭められます。

マイホームを勧める「決まり文句」は昔からの使い古し


「自分のものならあんしん」「老後に住む所が無いと困りますよ」「家賃を払うのと同じ額でもてます」等々、マイホームを勧める謳い文句は色々ありますが、日本の住宅は30年もすれば資産価値がゼロになります。また、核家族をモデルにした「家族一緒にマイホームで暮らす」期間は子供たちが独立して他に住み始めるまでの20年~30年以内です。マイホームを買ったのはいいけれど、歳をとって子供も巣立ち、配偶者にも先立たれ、やたら広い家に一人で住んでいる高齢者も郊外都市には多くいらっしゃいます。おわかりでしょうか?今の世の中は既に【所有する時代ではなくなっている】のです。

持ち家を処分して賃貸に引っ越す人も


私の実家で起きている事も、以上に述べた状況と同様です。また、自宅の売却を検討されているお客様も歳をとって広い庭や家の維持管理が出来なくなった、と言うことが理由になっています。終活に備えるというマイナス志向だけでなく、もっと自分の時間を有効に使え人生を快適に過ごしたい。その、思いを「持ち家が全て」の価値観に縛られず、未来にも怯えず、今を一生懸命に生きてほしいな、と思い、お手伝いしていきます。
この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
arrow_upward