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2017年07月23日
健康豆知識

夏は上手な水分補給で脳梗塞予防を


国立循環器病センターの調査によると、脳梗塞に限っては夏の方が多い事が分かっています。その主な原因は脱水症状。夏は汗をかくため気付かないうちに体内の水分が不足がちになります。

夏に脳梗塞が多い理由


夏は汗をかくため、気付かないうちに水分が不足がちになります。そうすると、血液の流れが悪くなり、血管が詰まりやすくなるのです。

予防には水分補給が必要ですが、多く取れば良いというものでもありません。夏の脳梗塞には発症しやすいタイプや時間帯、水分補給のコツ、生活上の注意等に特徴があります。そのため上手な予防法を知っておきましょう。

脳梗塞には大きく分けて、脳塞栓症と脳血栓症という2つのタイプがあります。

脳塞栓症は、心臓付近にできた血栓が移動し、脳の血管を詰まらせるものです。長嶋茂雄巨人軍元監督の脳梗塞がこのタイプと言われています。

脳血栓症は、脳の血管そのものが狭くなったり、血栓が出来たりすることによって起こります。実は、夏に多いのは、この脳血栓症です。脳血栓症は、普段健康そうに見えていても、脱水症状が引き金となって急に発症します。高齢者に限らず、30~50歳代の比較的若い世代でも、発作におそわれて倒れることがあるので注意が必要です。

動脈硬化が根本に


脳梗塞は血管が詰まる病気だけに、多くの場合、その根底には動脈硬化があります。加齢とともに動脈硬化は誰にも起こりますが、それを促進するのが高血圧、糖尿病、高脂血症等の生活習慣病です。

こうした病気を持っている方、その予備軍と診断されている方は、もともと脳梗塞のリスクが高いだけに、夏には水分補給を十分に心がける必要があります。

特に注意したいのは、血圧が高めの人で、血圧が高いと、血管にいつも大きな圧力がかかるため、血管壁が厚くなったり、傷つきやすくなったりして、動脈硬化が促進されます。とりわけ、脳の「細い」動脈は影響を受けやすく、血管壁が暑くなると血液の流れが悪化し、詰まりやすくなります。そこに脱水症状が加わることで、血栓ができるリスクが急激に高くなります。

次のような一過性の症状が見られたとき、脳梗塞を起す前触れである可能性もあるので、注意しましょう。

1、片方の手に急に力が入らなくなり、箸やペンを落とす。

2、片方の手や足がしびれたり、感覚が無くなる。

3、片方の目が見えなくなり、視野が欠ける。

4、足元がふらつき、めまいが起こる。

上手な水分補給方法


汗をかいたときに水を飲めばいい。こんな風に簡単に考えていると2つの点で間違っています。

{間違いの1}水分を摂取しても身体全体に浸透するには15~20分程度は時間がかかります。だから、水を飲んでも、すぐに血液の流れが良くなるわけではありません。大切なのは、汗をかいていなくても、早め早め、そしてこまめに水分補給を行う事です。

{間違いの2}誤解しているのは、夏には汗をかかなくても脱水症状を起すことがある事です。まず、エアコンの効いた室内は思いのほか乾燥しています。汗をかかなくても常に身体から少しづつ水分が奪われています。従って、室内にいるときでも、時々お茶等を飲んで、きちんと水分補給するようにしましょう。高齢になるほど、喉の乾きに気付きにくくなるので、定期的に水分をとることが大切です。

また、夏には仕事帰りや自宅で冷えたビールを飲むことも多くなりがちです。ビールなどのアルコールを飲んでいると、たくさん水分をとっているように感じるかもしれませんが、実際には逆で、アルコール類は利尿作用があるため、飲んで以上に尿となって水分が排出されてしまうケースが多いのです。それだけにアルコールを飲むときは、飲みすぎに気をつけると同時に、最後に水を1~2杯飲んでおく習慣をつけるようにしましょう。

睡眠の前後にも水分補給を


夏の脳梗塞予防で、もうひとつ大切なことは、睡眠の前後に上手に水分補給を行う事です。普段でも私たちは眠っている間に平均するとコップ1杯程度(200cc)の汗をかきます。真夏の、それも熱帯夜のようになると、それ以上の大汗をかくことも珍しくありません。また、眠っているときは一般に血圧が低下するため、血液の流れが遅くなり、血栓ができやすい状態になります。さらに起床する前後からは、血圧が上昇すると同時に活動に備えてアドレナリンが分泌されますが、これによっても血液が固まりやすくなります。これらの条件が重なるため、夏の脳梗塞は睡眠中から起床後の時間帯にかけて発症のリスクが高まります。

予防のため、まず寝る前に水を1杯飲むようにしましょう。トイレに起きたときなどに少しでも飲むようにすると睡眠中汗で失った水分補給になります。また、朝起きたとき、水を1杯飲むことも、夏の脳梗塞予防につなかります。血圧が高めの方、動脈硬化の疑いがある方は、睡眠前後の水分補給を心がけましょう。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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