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2017年07月22日
仲介現場の舞台裏

宅建業法第35条以外の重要な事項とは?


不動産の売買仲介、賃貸借仲介を行う場合、原則として契約当事者に契約対象となる不動産について調査した重要な事項を書面にして交付する義務があります。

重要な事項とは(売買編)


通常重要事項説明書に記載する内容とは、対象の不動産の特定(所在地、種類。地番、家屋番号、築年月日等)、売買代金、支払方法、権利に関する情報、各法令による使用上の制限等、契約解除の方法、違約金に関する規定その他ですが、これ以外に考えられる重要事項として以下が挙げられます。

{取引条件に関する重要事項}

*土地売買契約の締結日から一定期間内に売主又は売主が指定する業者と建物の請負工事契約を締結することが売主の契約条件であること、また、請負契約が締結されない場合、土地売買契約は白紙解除されること。

*「買い替え特約」付きの契約であり、買主が所有部件を売却できなかった場合は、売買契約は白紙解除されること。

{物件の瑕疵に関する重要事項}

*隣地との境界に越境物が存在する事実

*違反建築物なので再建築の際は同種同規模の建物が立てられない事実

*当該物件に於いて、自殺や殺人事件があった事実(いわゆる「心理的瑕疵」)

 

重要な事項(賃貸借編)


賃貸借宅地建物の特定情報、賃料その他契約一時金、契約解除の方法、登記権利情報、付帯設備情報以外に

【取引条件として】

*ペットの飼育が禁止されていること 

*家賃滞納して催告された場合に「催告手数料」を支払わなければならないこと 

【物件の瑕疵として】

*浴室や給湯設備が故障しており、修理しないと使用できないこと(で、誰修理するのか、聞いたほうが良いですね)

*アンテナを設置しないとテレビを見ることができないこと

以上が重要事項としての説明項目になります。

総じて対象不動産の売買或は賃借契約をする判断材料になり得るという観点から「重要事項」を説明します。

*当該物件に於いて自殺や殺人事件があった事実(いわゆる「心理的瑕疵」

 

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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