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2017年07月21日
賃貸管理の舞台裏

前借主が自然死の場合の説明義務


原状回復と内装リフォームも済ませた賃貸住宅で前に住んでいた入居者が自然死で亡くなり、死亡の翌日に親族によって発見、搬送された事実は説明義務に該当しますか?

判例上も心理的瑕疵とはならない


借主が死亡するという事実は決して稀なことではありません。判例上も心理的瑕疵となるのは、自殺や事件死であることから、通常の自然死であり、直ちに手立てがなされている(長期間放置されていたなどの事情が無い)場合には、瑕疵とまでは言えないと考えられているようです。

近所の人の口や新借主の人柄に注意する


「説明義務は無い」とは裁判上での判例の話ですから、とは言っても実務上、やはり気になるのは近隣の人からその話が出る可能性と新しい借主候補の「人柄」です。

「心理的瑕疵には該当しませんが、以前、この部屋でこういうことがありましたので、隣や近所の方たちから話が出るかもしれませんよ。」くらいの説明はしたほうが後日のためです。中には「非常に霊感が働くのですが」と自己申告する部屋探しのお客様のいらっしゃいますので、紹介する部屋との相性は考えたほうがいいかもしれませんね。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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