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2017年07月20日
賃貸管理の舞台裏

入居者同士の騒音トラブルへの対処は?


入居者同士の騒音トラブルは、基本的に当事者間の問題で、受忍限度論で判断されます。騒音の程度をどう判断するか入居者同士でのコミュニケーションの有無等が問われます。

管理業者事務所にて当事者同士面会可能か?


最初に被害者側(騒音に悩まされている)が管理業者事務所に来所。上階が家族で子供がいること、足音の騒音で悩まされている事を訴えられました。

騒音の程度が激しい場合には、貸主側の物件を目的(居住用)に従って使用させる義務に反するとして責任が生じる可能性が無いではありませんが、本件の場合、原因が居住している子供の足音なので、聞いている限りでは、そこまでの使用目的外とまでいかないと思われました。

後日、管理業者事務所に上下階の入居者が来所して、それぞれが日頃気づいた事を伝え合うコミュニケーションの場を持ちました。これをきっかけにお互いに相談できる関係を持つようになれたら、との期待もありました。

結局のところは受忍限度の問題だがオーナーにも迷惑?


結局、この問題は被害者側の方にかかったダメージが払拭される事が難しく、騒音被害を受けたと主張される入居者が退去してはじめて解決される問題とも言えます。

たとえば、下階側が上階の騒音を受忍出来ずに退去した後、この経緯を仲介業者は新規募集活動における案内時にふれないわけにはいかないだろうが、上階を気にしてその後借り手がつかないことなどは、貸主に対する信頼関係を損なうものである事などを根拠に、引越し代程度の立ち退き料を加えて契約を終了させることなどもオーナー側の選択肢として残るかも知れません。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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