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2017年07月16日
賃貸管理の舞台裏

解約届出書は提出、でも本人は行方知れず


解約届出書は提出されたけれど、鍵を本人が返却しない。連帯保証人側の親族から警察に捜索願を出しているらしい。しかし、家賃はまだ振り込まれている。

連帯保証人或は親の権限で契約解除可能か?


賃借人が行方不明(連絡不通)と言うが、具体的にはどの様な状況なのか事情聴取する感じでお伺いしたところ、

*連絡取れなくなったのは2ヶ月前くらい、

*恐らく勤務先でトラブルがあって一人で責任を感じて出勤しなくなっているのでは、とご両親は推測している。

*心配なので、警察に「捜索願」を提出して、警察官立会いのもと、アパート室内に安否確認で入室したこともある。

*今月分家賃まで本人から(都内の銀行支店から大家さんの口座宛に)振込を続けている

*先月中旬に解約届出書に所定事項記入し、(今月末解約)にて提出済み

*玄関カギ2本のうち、1本は両親が預っており、いつでも部屋に入れるが、ずっと戻ってきていないようだ。

これは、入居者本人と両親の間にはカギを預けるほどの「信頼関係」があると判断して良いのでは、と思った次第です。

 

 

解約届は提出しても本人がまだ部屋を確保の意思確認が不明


ご両親から、鍵1本のみの返却で解約処理する選択肢もありますが、管理業者の一存ではお答えできませんし、もし、契約者本人が、これからも同アパートの部屋を確保続けたいという意思の表れとして、月末までに翌月分の家賃を振りこんでこられる場合は、契約継続の意思ありと判断せざるを得ませんね。

引き続き、本人と連絡を取り続ける努力をしていただきながら物事の推移を見守りましょう、との今回面談の結論となりました。

いいご両親さんで、ご子息様を心配されている気持ちはわかりますので、何とか協力はしてあげたいのですが、やはり「本人の意思確認」が優先される案件でしょう。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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