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2017年07月14日
賃貸管理の舞台裏

更新時の家賃値引き交渉があったら…


契約更新の案内と必要書類、金銭授受の明細を送付すると、今の時勢ですから、例えば3回目の更新なので家賃を少し下げてくれませんか、という要求も出てまいります…

値下げを断るリスクと家賃の相場観でオーナーへ報告


事務的に「オーナー様から指示されていませんので」と家賃調整を断る選択肢もありますが、入居者から言ってきた背景には何かがあるものと仮定せざるを得ません。

ひょっとして、現入居物件の家賃や設備環境条件と比べて興味を引かれる賃貸物件をネットで見つけたのかもしれません。そうすると、単に断ると「急ですが引っ越すことになりまして…」と新しい物件の契約金や引越料の負担を考慮しても、今の物件家賃は高かったんだ(物件の価値と比較しての話ですが)あーー、痛かった。という結果にもなりかねません。

そこで、「こういう話がありましたよ」とオーナー様に報告しておくのがリスク回避になりましょうか。

ご要望に沿えるかどうかはわかりませんが、お話してみます


契約更新時の家賃交渉があった場合、すぐに結論を出す返答は避けて、「ご要望に沿えるかどうかはわかりませんが、大家さんに話してみます。」と前向きな姿勢は見せたほうが宜しいでしょう。

家賃値下げに応じてくれるかどうかは個々の大家さんの事情によると思います。不動産賃貸業の他に本業があって、経済的余裕がある大家さんだったら、「いいですよ」と快諾いただけるかも知れませんし、逆にローン返済や他の収入源や出費増で苦しんでいる大家さんだと「従来の家賃でないと受けられません。」と拒否されるかもしれません。管理業者である当社の立場から言えば、現入居者の家賃水準が他の住戸の家賃と比較してどうか、或は同じ間取の他物件家賃はこうなっているので、と助言はいたします。最終的に決断するのはオーナー(大家)さんなので、どういう結論になるかは読みづらいときもありますね。

最初の契約時に家賃交渉が入るのは稀なケースだと思いますが、更新回数を重ねる毎に現家賃の妥当性について考え始めるのかもしれませんね。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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