株式会社加須不動産
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2019年04月04日
仲介現場の舞台裏

調整地域農地売買仲介依頼

東京にある法人より加須市内の農地売買仲介依頼の電話が入りました。電話だけでは調査できませんから不動産の概要をメールで送信してください、と話したところ、受信した不動産の概要が…

農地売買は転用許可取得・開発許可取得が必要

地番情報を基に登記権利情報と地目・面積を調べたところ、調整地域内の農地である事。面積が1反(1000㎡)を超える事、道路に接道していない「無道路土地」である事がわかりました。依頼主の法人様は本土地をどのように利用しようとしているのでしょうか?

価格条件は協議合意済?

売買価格はこれから協議するのですか?と聞いたところ、既に合意済との事です。「無道路土地」で値段が付くのですか?益々深まる謎。ちなみに現状は耕作中なのですか?と伺うと既に昭和40年代から賃貸借契約中の土地で今回は所有者側で相続が発生したので農地を原状回復する見込みもないので売却したいと地主様より持ちかけてきた話らしいのです。

宅建業者は現状では契約仲介できない

農地の侭所有権移転登記はできませんので、契約書を作成して代金の授受をしても名義を変更できません。所有権移転登記を出来るようにするには「農地法5条の転用許可申請」を行ない、転用許可要件の「開発許可申請(土地転用目的を詳細に説明する資料を提出)」を土地家屋調査士・行政書士に支援頂く必要があります。依頼主の法人様から紹介を依頼されたので市内の調査士事務所を紹介しました。契約書締結までに行政当局への各種許可申請が必要なので調査事務と時間を必要とするのは確かです。目処が付きましたら当社として契約仲介業務をお手伝いする意向です。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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