株式会社加須不動産
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2018年02月12日
オーナー様用役立ち情報
確定申告の資料整理
大きく分けて「収入」と「支出」の資料集めから
所得の申告は「収入」と「支出」に分けて何があったのかを記録に残して整理します。
まず、「収入(家賃収入)」ですが、借主からぞれぞれ振込入金されるのなら、その預金通帳の入金記録、現金手渡しなら「領収書の控え」数戸分まとめて管理会社から振り込まれてくるのなら管理会社の「送金内訳案内」等が記録として必要です。
家賃の入金が遅れている場合でも「未収金」扱いで契約解除にならない限りは「収入があったもの」として売上げ計上しなければなりませんね。
「支出」に関しては、支払った証拠の記録として「領収書」や「請求書+振込依頼書」を資料提出します。
支出項目によっては一括で損金として計上できる支出と数年間に亘って損金計上する「償却資産」と認められる項目もありますから注意しましょう。
減価償却は実支払とは別に損金計上される項目
一般の大家さんには理解しづらい所得控除項目に減価償却があります。これは通常の修繕費でも大きな金額を支出して建物の資産価値を高めたり、構造・仕様が一新されたりする構造物の工事の場合、いっぺんに損金として認められるのが難しい事例があります。(例えば外壁をサイディングからタイルに変更する工事)
金額や、構造・次の修繕までの期間等が償却資産となるかの判断材料です故、工事前に
この工事は一括損金計上できる{修繕費}になるか、{償却資産}として減価償却対象になるかを税理士に確認して年間の事業所得の見込みを立てて実施することが望ましい、と言えましょう。
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この記事を書いた人
鈴木 光浩

埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。
最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので
頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、
不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で
各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・
売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に
適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。
世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、
ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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