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2017年11月06日
オーナー様用役立ち情報

共同住宅の生活音トラブル


賃貸住宅は「人が暮らす場所」ですから当然のように生活音が聞こえます。歩く、寝起きする、洗濯をする、料理をする、お風呂に入る等々は一般の生活ですから、それぞれに音が発生することは理解しておくべきでしょう。

基本的には「お互い様」


賃貸住宅では仮に同じ生活音でも木造と鉄骨造、鉄筋コンクリート造という構造によっても音の伝わりかたは違いますし、そして音を聞く側にも許容できる範囲に個人差があるので、「音問題」は非常にデリケートな問題です。

それでも最低限の認識としては「共同住宅では生活音を無くす事はできないので、お互い様という」があると思います。音が聞こえてしまうのもお互い様、音を出してしまうのもお互い様、このようにお互いが認識し合って気を付け合うことができれば、問題の解決に役立つでしょう。

騒音の分類と対処


「騒音」を次の四つに分類します。

①飲み会等での騒ぎ声 ②設備が原因の異音 ③聞こえていないと思っている

④苦情元と騒音元の認識が違う

①のように騒音元も音の原因を認識している場合、これは不動産管理会社から注意することで多くの場合は解決できますが、注意しても止まないときは根気強く不動産管理会社から注意を続けます。

②の場合は、建具や家電製品の振動など音の原因と出元を特定できれば、それを修正すれば解決しますので、音の鳴る曜日や時間帯に「どんな音か」の情報を管理会社に知らせて現場確認してもらいます。

③は戸建てや木造アパートからRC造に引っ越してきた入居者さんに多く起こる例で「マンションなので音は聞こえない」と思い込んでいるのです。これも本人に認識頂ければ、だいたい解決可能です。

問題は許容範囲の認識違い


起きたときに解決が難しいのが、④のケースです。音が出ていることは苦情元と騒音元の双方が認識してますが、片や「生活音を超えている」もう一方は「これは生活音の範囲内だ」と主張します。この場合、管理会社が第三者的立場で判断することは難しく、同じ建物の他の部屋の入居者大半が苦情元に賛同するようであれば、不動産会社とオーナーは動かざるを得なくなりますが、それでも双方が納得しない場合には「建物性能の限界」という判断に至る可能性が大です。最初の原則に戻って「お互い様の精神」で折り合いを付けるしかないでしょうね。
この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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