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2017年10月16日
仲介現場の舞台裏

土地売買に3種類の買主属性を示す


半分が貸地だった宅地で借地人の建物取り壊し後の更地、半分が貸駐車場の土地売却を依頼されました。市街化区域内で個人の住宅用地としては少し大きめです。対応策は?

買主探索に3種類の買主属性を示す


先ず、需要層としては多そうな個人向け住宅用地としての買主候補。

但し、全体約90坪の土地を一括購入となると予算的に個人の買主では厳しいものになりそうです。二分割すると、購入しやすい価格になりますが、敷地が半分では道路接道の条件に差が生じるので、条件が悪い分割土地が売れ残るリスクもあります。

次に、分譲業者への一括売買です。この場合は、土地建物の販売価格予想から逆算して土地の購入予算が決まってくるので、路線価から、かなりの減額が予想されます。

最後に、本土地はドラッグストア店舗敷地に隣接している環境から、小規模の商用施設建築用に利用できる可能性もあり、近隣の商店街で以前土地取引させて頂いた会社に購入を打診してみました。

売主様にとっては希望売却価格は特に示されなかったので、「この三者で最も価格条件が良い相手と取引しては如何ですか?」と提案いたしました。

商談比較の結果は


三者の中では、最初の個人のお客様で、たまたま「複数世帯住宅」建築用地を探していた家族が見つかり、購入価格も最も高い条件を示して頂きました。

買主候補の中でも個人のお客様の方が「立地条件」に対するこだわり(学校への通学利便性や実家との距離等)が強かったのが、その理由になりましょう。

分譲業者、商店様にとっては、どうしても「採算性」という要素が前面に出てきます。もう少し土地面積が大きくなると三者の購入価格条件バランスが少し変ってくるかもしれませんが、今回はこの結果を踏まえて契約手続きに移行してまいります。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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