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2017年10月09日
オーナー様用役立ち情報

相続で重要なのは自宅をどうするか


住む家にかかるお金が世界一高いといわれている日本では相続財産に占める自宅の割合が高く、国税庁のデータでは相続財産に占める不動産の割合は52%と半分以上です。

自宅不動産は分割が難しい


自宅と預貯金を子供二人に相続させる場合、「自宅も預金も子供たちに半分ずつ相続させたい」と考える方は多いものですが、問題は「自宅は二つに分けることができない」ことにあります。

不動産がいくつかあれば、兄弟に一つずつ分けてあげることもできるでしょうが、「不動産は自宅だけ」という家がほとんどですから分けられません。そこで、兄弟に平等に相続させるには2分の1ずつ一緒に所有させる(共有といいます)ことになるのですが、これがあとで大きな問題を引き起こします。

不動産の相続方法は四つ


不動産を相続させる方法には、①現物分割 ②換価分割 ③共有 ④代償分割 の四つがあります。相続では、このうち③共有 が選ばれることが多いのですが。共有には例えば*どちらかに緊急でお金が必要となった場合に、不動産を売却換金しようとしても、共有している人全員の同意がなければ売却出来ない。*兄弟のどちらかが亡くなれば、子供の配偶者が共有者に入ったり共有している人間同士の関係はどんどん複雑になっていく。 などの様々な問題があります。

不動産を兄弟で共有させることは極力避け、揉めずにどちらかが相続できるような手はずを整えてあげるのも親であるオーナーの皆様の役目です。

自宅の評価額はいくらなのか


不動産の相続では、まず「自宅の評価額はいくらなのか」を調べることから始めます。自宅を評価するときは土地と建物に分けて評価します。

土地は基本は「路線価」という公的指標をもとに計算します。基本の計算式としては、路線価×土地の面積=土地の評価額となります。

また建物についても様々な評価方法がありますが、相続税(贈与税も同様)での評価方法が定められていて、固定資産税の評価額で評価することになります。

共有での相続を避け「代償分割」或いは「換価分割」する場合、この様な自宅の評価方法で評価金額を算出しておけば、兄弟で不動産か評価金額かを選択させるのに合理的な判断をする上で大いに参考になるでしょう。

 

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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