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2017年09月30日
仲介現場の舞台裏

隣地の価格相場を聞かれる


知り合いの会社から、市内(調整地域)の事業所隣の土地価格について問合せがありました。以前は聞いてもまったく無視されていた隣地の地主さんが最近「売ってもいいよ」と言い出したそうなのです。さて、金額がわからないので不動産会社に聞こうと。

土地の平均価格相場と地主の売却決断は別物


土地の価格を聞いてくる方は私たちに何を期待しているのでしょうか?

1、安い価格水準を返答としてほしい。(交渉材料に使える?)

2、直接交渉はしづらいので、交渉代理で地主と話をつけてほしい。

3、隣地に限らず、事業所周辺の事業用地を探索してほしい。

こんなところでしょうか?「売って頂ける価格」を聞くのでしたら、直接地主さんに確認するしかないでしょうね。その際に価格を左右するのは地主さんがその土地を手放す理由が何なのか?という点です。

交渉相手が売主、買主でそれぞれ固定されている取引形態でかつ価格が未定の場合は、どちらかが相場価格と思われている水準よりも譲歩する段階が必ず出てくるわけで、その場合の譲歩要因が「売りたい理由」「買いたい理由」です。

当社の返答内容


◎調整地域内の土地なので市街化区域内の土地よりは安い水準の取引が多く、宅地に転用開発できる農地でしたら分譲業者の買取価格水準は△△です。しかし、この水準でその地主さんが売ってくれるかどうかは当社で保証できません。

◎いわゆる用地買取交渉は当社では原則行いません。その土地でなければ購入できない、という必要度緊急度が非常に高い土地でしたら、相当な高い水準の用地購入予算を準備できるかどうかの前提が必要です。

◎周辺の土地情報探索については出来るだけお手伝いしますが、調査費用を予め請求申し上げます。

こんな内容になりました。調整地域内の土地は基本的に単価が安いです。面積規模が大きくないと法令で定められている手数料では割に合わない物件事例もありますので、電話問合せの段階ではこのようになりました。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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