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2017年09月23日
仲介現場の舞台裏

自己破産履歴ある方の住宅ローン審査は?


当社が管理している賃貸住宅のオーナー様より「賃貸借中の不動産を売却したい。出来れば賃借している家族が購入して頂くのが理想なのですが」との依頼を受けましたが、賃借人の方は自己破産の過去がありました。

自己破産後は住宅ローンの審査は何年組めない?


自己破産すると、信用情報機関に事故の履歴が残ります。俗に言うブラックリストですね。信用情報機関にはJICCとCIC、全銀協(KSC)の3つがありますが、JICCとCICの場合は5年、全銀協の場合は10年履歴が残ります。そのため、よく「自己破産してから10年間は、住宅ローンの融資審査には通らない」と言われます。

銀行系住宅ローンは基本的に難しいと思ったほうがよいですね。

と認識しつつも、賃借人様には「事前打診」という形態でご本人の収入証明書、住民票をそろえて頂き、当社から購入不動産に関する資料(案内図、登記全部事項証明書、公図写し、建物図面等)を渡し、銀行のローンセンターに行っていただきました。

審査結果は?


ローンセンターに行ってから5日後に審査結果の連絡があったようです。

審査結果は予想通り「審査不可」の内容で、交渉の余地(減額等)が無いものでした。

「自己破産をすると住宅ローンは10年間は組めない」と言われますが、残念ながらこれは原則その通りのようです。申請者が自己破産後何らかの特殊事情により急激に預金残高を増やした等特殊事情があれば別の話になりますが、目下、収入はあっても預金残高はあまりない、という申告なので、今回のオーナーからの申出を賃借人にマッチングする事は困難になってきました。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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