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2017年09月14日
仲介現場の舞台裏

売主の本人確認は絶対不可欠です!


20年位前には土地の売買契約でオーナーに一度も合わずに取引を完了した事がありましたが、書類だけの確認では現在不動産売買取引は出来ない状況になりました。

遠方の売主に電話確認で取引できた時代もありましたが


埼玉県内の土地を持っている北海道在住や青森在住の地主様から、「これこれの土地を売って欲しいのだけれど調べてくれますか?」という電話一本で物件調査価格査定書まで作成し,登記簿上の名義人住所まで書留で送付したら「この条件で良いので仲介してください。」と返信が来て、レインズ登録し、業者から問い合わせが来て案内、申込みと話が進み、契約書は持ち回り、決済は売主代行で当社が行い、代金は売主名義の預金口座に振り込み、仲介手数料は請求書を売主様住所に送付するときちんと振り込んで頂けました。

振り返るとつくづつ、あの時代は売主さんも良く当社を信用して権利証・印鑑証明書から委任状に実印まで押印して送付して良く取引を委任してくれたものだな、と思います。

今は司法書士の先生が本人確認抜きの登記はNGです


今日も司法書士の先生と雑談で意見交換したのですが、

「売主本人が体調不良なので、本人に代わって配偶者が(夫或いは妻)が権利証・印鑑証明書・実印・本人及び代理の配偶者の身分証明書を揃えるので登記申請してくれ」との依頼については却って疑念(本人に無断でそれらの書類を勝手に持ち出し不動産を換金しようとしている)を持ってしまうので、登記申請は受けられないですね、と仰っていました。

最近話題の「地面師(売主になりすます詐欺)」による不動産売買取引代金詐取事件もありますし、登記申請を担当する司法書士の先生も類似の「事故」を起こさないよう、より慎重に「本人確認」を行いますので、オーナーの皆様はくれぐれも、本人確認の要請に気を悪くせず真摯に対応頂ければ幸いです。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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