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2017年09月04日
仲介現場の舞台裏

法定更新中の入居者の要求


廊下階段等の共用部の傾斜が顕著な共同住宅について当社はオーナーに契約更新出来ない旨の報告書を提出済ですが、その矢先に現入居者からの書面要求がありました。

3.11の地震による損傷箇所修繕未実施のまま


1991年3月11日の東北大震災による揺れで、本アパート建物内にも多くの亀裂類の損傷が起きましたが、何回も仲介会社を通じてオーナーに修繕を要請しても未実施のまま。

そして、目視でもわかるように建物の共用部(廊下、階段)が傾いたままになっている事も未改善のままです。

このままでは住んでいる家族の安全が心配なので退去したいとの意思表示がありました。

退去に際してオーナーへの要求は二点


今までの修繕義務怠慢と建物現況に対する不安という理由から今回退去したいので、

1,賃貸借契約にある「原状回復義務」の免除

2,他の物件に引っ越すための金銭給付

以上2点の書面要求を仲介会社の当社宛に提出されました。

この要求自体は、それほど法外の要求ではないかもしれません。

但し、当社の立場としては「弁護士法第72条」による権利調整業務は

越権行為になりますので、オーナーが然るべく弁護士に依頼しない限り

受領した書面をそのままオーナー様に転送して報告するのみに留まります。

早急にオーナー側の意思表示、対応を明らかにして頂きたいと願い次第です。

 

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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