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2017年08月04日
賃貸管理の舞台裏

傾いているアパートの契約更新は?


約12年間新規契約していない空室2室あるアパートの入居者契約更新が間近に控えていますが、外観の目視で明らかに廊下、階段の共用部分が傾いていることが分かりました。

新築後約30年、オーナー相続後6年間の無為


特に何か大きな工事をしたわけでもなく、3.11の地震を契機に大きく傾いたわけでもありませんが、自然の積み重ねで一方向に沈む感じの傾きが見られます。これでは、入居者の方も廊下を歩いたり、階段の上り下りが不便では無いかと思われるのですが、今までこの種の苦情や問題提起もされていないようです。

しかし、これは明らかに先ず廊下階段の倒壊リスクが高くなっていると言わざるを得ないので、オーナー様にあらためて注意喚起をしました。

ハウスメーカーに確認の結果は?


本アパート建築したハウスメーカーに問い合わせ建物レベル修正の可能性についてオーナーより確認依頼したのでしょう。2週間ほど経ってオーナー様より当社に連絡が入り、「やはりアパートを取り壊しの方向で入居者の立退き交渉に関する相談をしたい。」との内容でした。おそらく、ハウスメーカーからは建物レベル修正工事は出来る、但し費用はおそらく高額な見積もりだった、と推測いたします。当然にメーカーのアフターサービス期間は終了しているのでしょうから、施工上の瑕疵としての責任は負わないでしょう。

仲介業者として協力出来る業務範囲


現入居者の契約更新は敢えて勧めない、と言うよりオーナー様、入居者様双方へ早急な本物件からの退去転出に関する合意を取り交わすよう提言する立場である事を表明します。そこから弁護士法72条の関係により仲介会社は立退料等を含む権利調整業務を行う立場に無く、これらの提案は現貸主、オーナーよりされることを予めお伝えします、との連絡代行業務に徹することしか出来ないかな、と考える次第です。
この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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