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2017年07月31日
賃貸管理の舞台裏

アパート上下階同士の騒音問題


アパートの生活音問題で最も多いのが上下階の騒音問題。1階の人にとっては、2階の人が感じる以上に深刻な音が受容限度を超えてしまうようです。

管理業者に相談するのはわかりますが…


1階の入居者にとって、2階の生活音は通常の音以上に感じる時があります。それは、深夜或いは早朝、相手が見えず、突然の音で目が覚める。まさに音の攻撃です。これが数回繰り返されると、受容限度を超えてしまい、行動を起こします。ただ、それは音の根源である2階の入居者に向かうのでは無く、「管理業者に相談」という形でもたらされます。

当社も無関心ではいられませんから、どのような「被害」に遭われているのかを電話で聴取することにして、入居者の言い分、内容を記録します。相談者が電話してくるのは、自分から直接音源に文句を言って修正してもらう自信が無いのでしょうが、管理業者は音源に責任を持てる立場には無く、アパート入居者の生活音を管理出来る立場にもありません。言い分を聞いて、2階の入居者に「このような苦情が出ておりますが、心当たりはございますか?」という確認形で連絡できる程度です。

連絡、注意が徒になり関係悪くする可能性もある


見出しの通り、「音源」の入居者に連絡を入れると、「1階の方だって、こんな問題がありますよ。」と反論されるケースも多々あります。この上下階生活音問題の解決は「深夜早朝の騒音を控える努力」しかないのですが、いったん苦情が表面化してくると、人間関係の悪化につながる事にもなりかねません。

そうすると、お互いにますます気まずくなり、顔を合わせなくなったり、険しい顔で睨んだり、という事になっており、ますます関係改善が困難になってくるのが経験上わかります。

最終的には、どちらかの転居を促す提案も


今回のケースで考えると、最終的にはお互い子供さんがいる家庭なので、どうしても子供さんの騒音を抑えきれない根本的問題は変えようがありません。そうすると、音源の被害者(2階の方も被害者と加害者双方いらっしゃる)である1階の住戸の借主さんが転出するような事になるでしょう。その後ですが、音源の2階の世帯に1階に引越ししてもらう事も今後の対策選択肢になってくるでしょう。

やはり、アパートは生活音問題に要注意です。

この記事を書いた人
鈴木 光浩 スズキ ミツヒロ
鈴木 光浩
埼玉県加須市で24年間不動産に関わる事業、取引を続けてきました。 最近は公益社団法人の理事職も兼任しています。還暦も過ぎたので 頑張らず、我慢せず、根性持たずのゆるゆるペースが仕事の基本ですが、 不動産売買の本質、賃貸不動産経営の本質的な問題について理解した上で 各種コンサルティングを日々行なっています。自分自身で収益物件の購入・ 売却、賃貸経営を実践しています。失敗も成功も経験ありますので案件に 適した提案が出来ると思います。趣味は心身の健康書籍の読書と将棋観戦。 世の中で起きていることを見ること、聴くことが好きで、好奇心に満ち、 ときたま書くことや写真を撮ることに夢中になります。
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